先天性股関節脱臼,エコー

子育てコラム

先天性股関節脱臼だった私、遺伝を疑われた娘のエコー体験記

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こんにちは!koukiisまついゆりかです。

第一子男子は引っかからなかったのに第二子は女子だから引っかかった4ヶ月検診。

母親である私が先天性股関節脱臼で生まれてきたからだったのです!

同じような方のご参考になればと思い、ブログに記録することにしました。

先天性股関節脱臼とは

先天性股関節脱臼とは

発育性股関節形成不全(はついくせいこかんせつけいせいふぜん、英:developmental dysplasia of the hip、DDH[1])とは、股関節が生下時すでに脱臼しているまたは周産期の姿勢異常によって臼蓋形成不全などが伴う亜脱臼状態や後天的に脱臼しうる状態にある症状の総称。かつては、「先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう、英:congenital dislocation of the hip)」と呼称されていた。

wikipediaより引用

つまり生まれつき股関節が脱臼している・脱臼の恐れがある状態。

私自身は1歳になるまで装具をつけて股関節の脱臼を防ぎながら生活していました。

第二子である娘を出産し、産院でもオムツの当て方や寝ている間の向き癖には注意しましょうと言われ、注意して毎日過ごしたものの4ヶ月検診を迎えて事件発生。

先天性股関節脱臼だった母親が女児を出産すると4ヶ月検診で引っかかりました

4ヶ月検診での問診で

  1. 家族に先天性股関節脱臼だった人がいる
  2. 逆子で生まれた
  3. 女児である

この中の2つにチェックが入ると、一見問題が無さそうでも精密検査が必要になるそうです。

逆子ではなかった娘、今回は1、3の項目にチェックが入りました。

エコー?レントゲン?どちらを選ぶ?

市の保健センターから紹介状を書いてもらい、整形外科での精密検査を受けます。

保健師さんとの面談の中で紹介先を教えてもらい、その場で診察の予約の予約をとります。

今回は3箇所の病院から選べました。

  1. 市内の一番近い総合病院の整形外科(レントゲン検査)
  2. 隣の市の大学病院の整形外科(小児の専門医・エコー検査)
  3. 隣の市の県立病院の整形外科(レントゲン検査)

被爆の心配の少ないエコー検査ができる病院を選択。

自分自身が先天性股関節脱臼だったことでレントゲンよりもエコーの方が診察がスムーズだと経験していたのもあってすぐに選べてよかったです。

二週間後の診察の予約をとってもらい、紹介状を持って大学病院へかかりました。

エコーでの精密検査は何をする?

裸の状態で専用のマットに赤ちゃんを寝かせます。

仰向けになったり横向けになったりして股関節周りの背中、足の付け根のそけい部をエコーの機械で診てもらいます。

時間にして5分程度。

娘は泣かずに、ぽかんとした顔でなすがまま。

左右の股関節の骨の位置を確認してもらいました。

妊婦健診の時のようにエコー写真はプリントアウトしてもらい、左右の状態を先生と一緒に確認しました。

大学病院での診察、整形外科の先生はプロ。不安はなんでも相談しよう

大学病院の整形外科にはいろんな患者さんがいらっしゃいます。

さすが専門のお医者さん、診察がスムーズなのはもちろん、経験に裏付けされた一言一言が深いです。

一目で娘の太ももの発達の左右差を指摘されました。

右向きの癖があって動かしづらい左側の足は運動不足になり、太もものシワの本数に左右差があるというのです。

先天性股関節脱臼には当たらないものの、意識して太もも、膝を動かして関節そのものを育てていきましょうとアドバイスをいただきました。

今回は私自身の経験もあり質問が多くなりましたが、どんな問題にも答えてくださる先生でとても安心感がありました。

股関節は姿勢作りの土台

赤ちゃんは脳の近くから、手から足にかけて順に発達していきます。

股関節は上半身と下半身をつなぐ要。

そして右足、左足とバランスよく体を安定するための土台になる大切な部分です。

左右差の少ない股関節を育てることで、頭の位置、目の位置の安定にもつながるとおっしゃっていました。

たかが股関節、されど股関節。侮れないと感じました。

元患者の私が思う子育てでの心がけ

先天性股関節脱臼の疑いがある!と検診で言われたなら、きっと驚きや戸惑いは多いでしょう。

診察を受けて治療の必要があると言われるならさらに不安も増えると思います。

心配なことは都度プロである医師に相談しましょう。どんな些細なことでも構いません。

かつての患者だった私は装具が外れた後、成長する間に痛みを感じたり、スポーツを控えめにしていた頃もありました。

生まれつき、は個性です。

「〜だからできない」と制限して諦めるよりも「〜だからこうやってみよう」と調整することができたら自分の体とうまく付き合うことができます。

親として子供を見守るときは制限しすぎずにできることを増やせる見守り方を心がけたいですね。

姿勢改善のプロが成長の不安に寄り添います

私、まついゆりかは株式会社yoga i.um認定ヨガトレ指導者、姿勢改善のプロです。

○発達について

○正しい姿勢について

0歳からお家でサポートできることをパーソナルにアドバイスしています。

先天性股関節脱臼の場合、医師から診断のもと、生活面でのアドバイスはありますが、

具体的にどこまで動かしていいのか?

何か他にできることはないのか?

ママができるサポートを応援します。

何か困ったことがあれば何でも聞いてくださいね

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